自然の中で生きる人々の声、手仕事が生まれる瞬間、四季折々の情景。ここに集まるすべての物語は、本物の暮らしから生まれています。
朝露が葉を濡らすころ、古いノートを開く。ペンを握り、目の前の風景を言葉にしようとするとき、言葉はいつも自然の豊かさに追いつかない。それでも書くことをやめないのは、書くことが生きることと重なっているからだと思う。
里山に暮らす作家・中村理恵が語る、自然の中で文章を紡ぐ日々。言葉と自然が交差するところに、ほんとうの暮らしがある。
全文を読む →
子供のころ、祖母の家の横を流れる小川でよく遊んだ。石の上の苔を触ると、ひんやりして、やわらかくて、なにか大切なものを触っているような気がした。大人になって東京で暮らすようになっても、その感触は消えなかった。
水は流れ続け、苔は石を包む。変わらないものが、変わり続ける世界の中でどれだけ尊いか——小川はいつもそれを教えてくれる。
全文を読む →"里山には、都市が忘れてしまったものが、まだ静かに息づいている"— Moss Brook Cottage, 編集部より